国際健康科学研究院

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活動内容

2025年08月26日
【国際活動】IRIHS 理事長東山建一博士が中国医師団に「がん免疫環境」の最前線を講演

〜細胞遺伝学の視点から最新の免疫療法戦略を共有、国際連携を強化〜


一般社団法人 国際健康科学研究院(IRIHS)は、2025年8月25日、中国の主要都市(海南、鄭州、武漢)の病院から来日したがん治療を専門とする医師団を迎え、国際的な知識共有のための講演会を実施しました。

今回の講演では、IRIHS理事長東山建一博士(細胞遺伝学)が登壇し、現代のがん治療における最重要テーマの一つである「がん免疫環境」について、詳細なプレゼンテーションを行いました。

【がん免疫環境とは】 がん細胞を取り巻く微小な環境全体のことで、免疫細胞、血管、結合組織などが複雑に絡み合っています。この環境の制御こそが、がんの進行を食い止め、特に免疫チェックポイント阻害剤などの最新の免疫療法の効果を最大化するための鍵とされています。


国際的な知見共有と医療連携の重要性

会場には、中国の各病院から集まった熱心な医師たちが着席し、東山理事長のプレゼンテーションに真剣に耳を傾ける姿が見られました。講演後には活発な質疑応答が行われたと見られ、日本と中国の医師団の間で、がん治療に関する最新の知見や臨床経験が共有されました。

国際健康科学研究院は、このように海外の医療専門家を招いて知見を交換する活動を積極的に行うことで、国境を越えた医療水準の向上と、国際的な共同研究の可能性を探る重要な役割を果たしています。今回のプレゼンテーションは、両国のがん治療の現場に新たな視点と技術をもたらす一歩となることが期待されます。