国際健康科学研究院

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健康科学情報

2016年08月15日
【癌】
癌患者の口内炎の予防と治療

  抗がん剤治療後の口内炎、味覚障害、口腔内の乾燥など口腔内副作用を起こすことは日本医学界で周知されています。口内炎がひどくなると、水と食事が取れなくなり、脱水や栄養不足又がん患者はウイルス感染で間質性肺炎になり、亡くなった人も少なくありません。

  神奈川歯科大学特任教授中野智子先生は口内炎などの副作用が起こる原因は抗がん剤治療後唾液腺がつまり、唾液が減ることによることが最近わかり、又唾液が減ることで口の中に入ったウイルスを殺菌できず、のどに入り肺炎になると言います。

  唾液腺のつまりを防ぐために、がん患者は抗がん剤治療の点滴をしながら、ビタミンPプラスをなめれば、唾液を増やすことができるといいます。既に口内炎などの口腔副作用が発症している患者には特製の亜鉛で症状を緩和できます。特製亜鉛は口腔殺菌、口腔乾燥、味覚障害の改善にも役に立つとされています。


  • 神奈川歯科大学特任教授中野智子先生